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触れるだけのキスだというのに、びくりと細い肩を跳ねさせ、相手を上目遣いに凝視する。
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凝視(ぎょうし)
上目(うわめ)
上目遣い・上目使い(うわめづかい)
凝視・・・目を凝らして一点を見つけること。目を大きく見開いてじっと見つめること。
上目・・・1.顔を伏せたまま、目だけを上に向けて見ること。また、その目つき。 ⇔ 下目(しため)。
2.ある分量を超過すること。余分。
3.袋や入れ物ごと、物の重さをはかること。皆掛(かいが)け。
上目遣い・上目使い・・・顔をうつ向きに加減にして、目だけ上へ向けて見ること。また、その目つき。人の様子や機嫌をうかがう形容。「上目づかいにみる」
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(二つの影)二つの頭はひとつになり、たがいをむさぼり合う音が聴こえてきた。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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