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両足が霜腫（しもば）れして人蔘のように赤くなって痒くてたまらなかった

井伏鱒二 / 丹下氏邸　作品を確認（amazon）

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雪の頃になると、いつも私は足指に霜やけが出来て困った。

林芙美子 / 新版　放浪記関連カテ雪冬あかぎれ・しもやけ・凍傷

（霜焼け）火ぶくれしたような赤い私の足指

林芙美子 / 新版　放浪記

雪に嚙まれて、素足の指先が赤い芽生薑（めしょうが）のようになり

林房雄 / 青年 (1964年)　amazon関連カテ足首・足先・つま先・かかと・踝あかぎれ・しもやけ・凍傷

「おう、痛やの！まるで軽石に擦られるようや」何かの拍子にお雪伯母の手に私の（あかぎれの）手が触ることがあると、彼女は大げさにそう叫ぶように言った。

加能作次郎 / 世の中へ　amazon

（霜焼けの足指）私は人に隠れて思い切り足を掻（か）いていた。指が赤くほてって、コロコロにふくれあがると、針でも突きさしてやりたい程切なくて仕様がなかった。

林芙美子 / 新版　放浪記

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無数に傷があり、ざらざらした分厚い皮膚に覆われた膝小僧

大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち　amazon

「健康・体調・病気」カテゴリからランダム５

（ブランデーの小瓶を携帯するのは、）アレルギー性鼻炎の人間が、仕事に支障をきたすから、とスプレー薬を使うのと同じ

伊坂幸太郎 / マリアビートル　amazon

涙と鼻水とクシャミを大量生産する身

三浦しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録　amazon

首筋の肉が棒のように強ばる

疲れ果てて空虚な甘い気持ちになる

足が灼（や）くやうに傷（いた）んで

宮沢賢治 / ひかりの素足

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