初秋の黄昏は幕の下りるように早く夜に変った。
永井 荷風 / すみだ川 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
秋の夕方・夜
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
黄昏(たそがれ)
初秋(しょしゅう・はつあき)
黄昏・・・1.夕暮れ。夕闇。日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。暗くなって顔の区別ができないので、「誰そ彼(たそかれ)」つまり「お前は誰か」と尋ねるのが由来。
2.ピークの状態を過ぎてだいぶ衰えたころ。
2.ピークの状態を過ぎてだいぶ衰えたころ。
初秋・・・秋の初めごろ。新秋(しんしゅう)。陰暦7月の異名。孟秋。
ここに意味を表示
秋の夕方・夜の表現・描写・類語(秋のカテゴリ)の一覧 ランダム5
秋の夜の空気は清冽な水のように胸にすがすがしい
森田 たま / もめん随筆 amazon
街の灯がうすい靄(もや)につつまれて、秋の夜風が腸(はらわた)にしみるようだ。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
十一月目前の空は、五時前なのに静かに夕焼けが迫っている。日のぬくもりを含まない空気が広がり始め、私は冷たくなった手をポケットに入れた。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「秋」カテゴリからランダム5
初秋の二百十日過ぎ。
吉川英治 / 無宿人国記
稲の穂が重そうな首を止まず動かしてはさらさらと寂しく笑う
長塚 節 / 土 amazon
血の滴るような真赤な山の紅葉
太宰 治 / 富嶽百景 amazon
同じカテゴリの表現一覧
秋 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ