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憐れな声が糸のように浮いて来る。
※備考※ 遠くの方か、川の底から聞こえる声
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:14% 作品を確認(青空文庫)
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遠くの音
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前後の文章を含んだ引用
......の下から無理にれて来るように思われましてね。この水の下だなと思いながら私はとうとう欄干の上に乗りましたよ。今度呼んだら飛び込もうと決心して流を見つめているとまた憐れな声が糸のように浮いて来る。ここだと思って力を込めて一反いったん飛び上がっておいて、そして小石か何ぞのように未練なく落ちてしまいました」 「とうとう飛び込んだのかい」と主人が眼をぱちつかせて問う。......
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