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(平常時の)男性器・睾丸の表現・描写・類語(腰・尻・性器のカテゴリ)の一覧 ランダム5
萎(しぼ)んだ性器が包皮を青黒い皺だらけの蛹(さなぎ)みたいにちぢこまらせ
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
性器はどこもかも縮みこんで膨ら雀のように股倉の屋根にちょこんととまっていた
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
僕の可愛い下等動物。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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(展示された鯨のペニスは)ある時にはひからびた小型のやしの木のように見えたし、ある時には巨大なとうもろこしのように見えた。もしそこに「鯨の生殖器・雄」という立て札がなければ、おそらく誰一人としてそれが鯨のペニスであるとは気づかなかったに違いない。それは南氷洋の産物というよりは中央アジアの砂漠で発掘された遺物のような趣きがあった。それは僕のペニスとも違っていたし、僕がそれまでに見たどんなペニスとも違っていた。そしてそこには切り取られたペニス特有の何かしら説明しがたい哀しみが漂っていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
彼のペニスは勃起する徴候を見せなかった。それは今のところ安寧の泥の中に静かに身を横たえていた。《…略…》天吾のペニスは背中を指でとんとんとつつかれ、泥の中での穏やかな眠りから目覚めたようだった。それはひとつあくびをし、そろそろと頭をもたげ、徐々に硬度を増していった。そしてやがて、まるでヨットが北西の方向から吹いてくる確かな順風を受けてキャンバスの帆を張るように、留保のない完全な勃起に至った。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(風呂場で)水につけたゴボウの切れ端みたいなペニスをぶらさげた祖父
羽田 圭介 / スクラップ・アンド・ビルド amazon
性器はどこもかも縮みこんで膨ら雀のように股倉の屋根にちょこんととまっていた
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
鳥の羽のようにざらついた内臓
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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