室中の暖か味が少しも身体に感じなくなった。
夢野久作 / あやかしの鼓 ページ位置：68% 作品を確認（青空文庫）
この表現が分類されたカテゴリ
驚きや恐怖による寒気・ひやり
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ぬよりほかにこの呪いから逃れるすべがない事をくり返しくり返し思い知らせられたであろう。 ……そうして百年後の今日只今…… ……私の額から冷たい汗が流れ初めた。室中の暖か味が少しも身体に感じなくなった。背中がゾクゾクして来ると共に肩から手足の力が抜けて鼓を取り落しそうになった。眼の前が青白く真暗くなりそうになって力なく鼓を膝の上におろした。わななく手でハンカチ......
単語の意味
身体（しんたい）
身体・・・人のからだ。肉体。
ここに意味を表示
驚きや恐怖による寒気・ひやりの表現・描写・類語（恐怖・不安のカテゴリ）の一覧 ランダム５
全身に冷水を浴びせられたように悸然（ぎょっ）とした。
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
このカテゴリを全部見る
「恐怖・不安」カテゴリからランダム５
臆病で素早く動く色の薄い瞳がちらついて来る。
岡本かの子 / 母子叙情
全身がひきつるように痙攣する。まるで氷の中にいるようだ。間断なく戦慄がおこり、がちがちと歯と歯がぶつかりあう。
北 杜夫 / 谿間にて「新潮日本文学 61 北杜夫集―楡家の人びと・他」に収録 amazon
不安が頭を擡 げて来て、
岡本かの子 / 母子叙情
「驚き」カテゴリからランダム５
全身の汗が蒸発し、足元が消えたような気がした。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
| 次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
| 胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
驚き の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ
