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(いびきのようなうめき声)いびきはしばらく続くとすぐ途切れ、高くなり低くなり、調子の悪い笛のように聞えた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:77% 作品を確認(amazon)
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うなる・うめく イビキ・寝息
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前後の文章を含んだ引用
......が争っているような唸り声で、耳をすますとその声はすぐ消え、しばらくして、また長く続いた。司祭は思わずひくい声をたてて笑った。だれかの鼾だとわかったからである。 鼾はしばらく続くとすぐ途切れ、高くなり低くなり、調子の悪い笛のように聞えた。自分がこの闇の囲いの中で死を前にして胸しめつけられるような感情を味わっている時、別の人間があのような呑気な鼾をかいている事はなぜかたまらなく滑稽だった。人生には......
単語の意味
鼾(いびき)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
・・・寝ているときに呼吸とともに鼻や口から出る、うるさい音。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
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