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揃わない歩調
岡本かの子 / 巴里祭 ページ位置:23% 作品を確認(青空文庫)
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ふらふらした歩き方
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前後の文章を含んだ引用
......圧えながら寝椅子から下りた。早くアッペリチーフを飲みたいものだ。八角テーブルの上に置いてある唇草 の花が気になって新吉はその厚い花弁を指で挟んではテーブルの周囲を揃わない歩調でぶら/\歩いた。窓から見える塀の金鎖草の蔓の一むらの茂みが初夏の夕暮の空に蓬髪のように乱れ、その暗い陰の隙から、さっき茶を呑んだ隣のベッシェール夫人の庭の黄ろ......
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ふらふらした歩き方の表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夢遊病者のように霊園内を歩いて外に出た。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
水中を泳ぐように上体をふらつかせながらやって来る
中村 真一郎 / 夜半楽 (1959年) amazon
酔ったもののようにふらふらした足どり
有島武郎 / 或る女
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首ばかり前に出してアヒルが走っているみたいに走る
高橋 和巳 / 我が心は石にあらず amazon
身体だけが凩(こがらし)のように駈けていく
田宮 虎彦 / 足摺岬 amazon
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