動物の比喩表現の例文 一覧

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動物の比喩を使った文章の一覧(286件)
割れたブリキ缶を叩くような犬の声
宮部 みゆき / 我らが隣人の犯罪 amazon
黒い岩のような牛の首筋
獅子 文六 / てんやわんや amazon
食用蛙が牛の遠吠えみたいに啼く
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
馬の背中が波のように並ぶ
吉川 英治 / 治郎吉格子-名作短篇集(一) amazon
海老は甲冑をつけて倒れた海の武者
横光 利一 / 春は馬車に乗って amazon
ゴミ捨て場を漁る烏(からす)は、好奇心の旺盛な考古学の学生のよう
山本 昌代 / 緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道 amazon
蝉の抜け殻のような小さな蟹
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
砂の亡霊のような小蟹
中島 敦 / 環礁 ——ミクロネシヤ巡島記抄—— amazon
雉の尾の、火のようにきらめく羽根
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
のような悲しげな咆哮
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
水晶の笛のような鹿の声
宮沢 賢治 / 鹿踊りのはじまり amazon
小鳥たちが石つぶての雨のように襲いかかる
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
急激な嵐の消滅のように小鳥たちの声がやむ
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
鹿が驚いて一度に竿のように立ちあがる
宮沢 賢治 / 鹿踊りのはじまり amazon
白蛇が一匹、炎のような舌を吐く
芥川 竜之介 / アグニの神 amazon
大人の腕ほどもある太い尻尾の犬
向田 邦子 / 思い出トランプ amazon
黒い鳥たちの群れが磯の波のように、その屋根から屋根へと忙しく飛び移っていた。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
フルートの高音部のような音色で啼く鳥
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
(小猿が)小憎らしい梅干婆さんのように、まことにおとなしくきょとんとしている。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
のようなネズミ、それは料飲街の壁裏に住む特有の種族だ。
開高 健 / パニック「パニック・裸の王様 (新潮文庫)」に収録 amazon
喉をならし眼をつむり美女のように濡れた小鼻をふるわせて啼いている
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
赤ちゃんねこはまるくなって眠っていました。わすれられたひとかたまりの毛糸のように……。
松谷 みよ子 / 黒ねこ四代「黒ねこ四代・火星のりんご ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
さすが床屋のねこだけあって、そのぴかぴかつやのいいこと、香水でもふりかけたよう
松谷 みよ子 / 黒ねこ四代「黒ねこ四代・火星のりんご ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
石炭のようにつやつやとまっ黒(な猫)
松谷 みよ子 / 黒ねこ四代「黒ねこ四代・火星のりんご ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
足で立つと、ちょうどペンギンのようながらになる白黒のぶち
松谷 みよ子 / 黒ねこ四代「黒ねこ四代・火星のりんご ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
毛虫のようにきたないから、ケムというくらいで
松谷 みよ子 / 黒ねこ四代「黒ねこ四代・火星のりんご ほか (松谷みよ子全集)」に収録 amazon
けしゴムみたいに小さな(猫の)足音
松谷 みよ子 / ジャムねこさん amazon
小さな黒い糸くず状の犬
椎名 誠 / 長く素晴らしく憂鬱な一日 amazon
コロは小さな急行列車のようなかっこうで走ってきて
小出 正吾 / 名犬コロのものがたり (幼年文学名作選 amazon
黒雲に足のはえたような犬の群れが、右往左往に入り乱れて
芥川 龍之介 / 偸盗「地獄変・偸盗 (新潮文庫)」に収録 amazon
まるで狼のような犬だ。
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
両耳がリボンのように広く垂れている
大原 富枝 / ストマイつんぼ (1957年) amazon
キツネが猫のように媚びたしぐさで首を金網にすりつける
開高 健 / パニック「パニック・裸の王様 (新潮文庫)」に収録 amazon
(山羊)丸裸にされたヤギが、セルロイドの玩具のように見える。
林 芙美子 / 林芙美子文庫〈〔第9〕〉松葉牡丹 amazon
象が前足を百姓娘のはにかみのように内輪につぼめ
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
象の鼻は尺取虫のように伸び縮みしている。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
鼻が巻き上がると、赤貝のような口が見える。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
(象の)唇は穏やかな海がなめらかな岩を舐めるようにペラペラと動く。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
(象が)後足を鳥居のように拡げて尿をした。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
象は調馬師の革鞭のような尻尾を、きりきり振り廻していた。
川端 康成 / 春景色「伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
のように空を裂く怪鳥
大庭 みな子 / 啼く鳥の amazon
(雌鶏は)箱の中に蹲って、卵を抱き続ける。まるで苦行者の姿のようである。
外村 繁 / 澪標「澪標・落日の光景 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
小鳥も光りのかけらの様に飛び廻っている
内田 百けん / 東京日記「東京日記 他六篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
わたの人形みたいなかわいいひな
小出 正吾 / ポストの小鳥「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録 amazon
(ひよこ)柔らかい綿のようなものが手に触り
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
黒猫のような(烏の)目つき
深沢 七郎 / 楢山節考 amazon
空飛ぶ雁をゴミのようだったと
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
燕尾(えんび)服を着たペンギン鳥が園遊会のように群れていたりする。
野上 弥生子 / 哀しき少年「野上弥生子短篇集 (岩波文庫)」に収録 amazon
(いぼ蛙の)口の尖った意地の悪そうな、あの河童のような
志賀 直哉 / 菜の花と小娘「志賀直哉小説選〈1〉」に収録 amazon
何匹かの蜥蜴が、煤のように黒い体を、気味悪くへばりつかせて
芥川 龍之介 / 偸盗「地獄変・偸盗 (新潮文庫)」に収録 amazon
ササの枯れた茎のあいだで宝石のようにきらめくヘビの姿
開高 健 / パニック「パニック・裸の王様 (1960年) (新潮文庫)」に収録 amazon
身長、二間、胴まわりの太いビールびんの錦蛇
サトウ ハチロー / 青春風物詩―ハチロー半生記 (1952年) amazon
頭だけが錐(きり)のように鋭く尖っている豪州産の蛇
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
(白蛇が)炎のような舌を吐いて
芥川 龍之介 / 杜子春「蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)」に収録 amazon
拳でがんと一つ張られると、鱒(ます)は女の足のようにべっとりと動かなくなるのであった。
室生 犀星 / あにいもうと「幼年時代・あにいもうと (新潮文庫)」に収録 amazon
嘘つきのような口をあけたぎちぎちした鱒
室生 犀星 / あにいもうと「幼年時代・あにいもうと (新潮文庫)」に収録 amazon
(鯉は)あたかも王者のごとく泳ぎまわっていたのである。
鯉「日本近代短篇小説選 昭和篇1 (岩波文庫)」に収録 amazon
めだかの目はね、青いランプがもえているみたいに光るんだよ
松谷 みよ子 / 夜「童話・詩 全1冊 (松谷みよ子の本)」に収録 amazon
ガラス細工のような川エビ
開高 健 / パニック・裸の王様 amazon
川えびが脚を櫂のように動かして、泳いで行く。
外村 繁 / 澪標「澪標・落日の光景 (1962年) (新潮文庫)」に収録 amazon
潮が退くと牡蠣殻が模様のようにところどころ色取っている潟の柔らかい泥
正宗 白鳥 / 牛部屋の臭い (1971年) (雨の日文庫〈第6集 amazon
(ロバ)ちょうど錆びついて滑りの悪くなった釣瓶を汲み上げるような(声)
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
(ロバ)豚と馬と牛と鶏と一緒にしたような
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
(ひよこ)笛を吹くような声がしきりにする。
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
絹帛(きぬ)を裂くような鶴の声
内田 魯庵 / くれの廿八日「くれの廿八日 他一篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
雀たちが、ころころ地べたを転がるように飛んでいる。
林 芙美子 / 魚の序文「林芙美子 [ちくま日本文学020]」に収録 amazon
置物然として丸まっている。
本谷 有希子 / 異類婚姻譚 amazon
病人のかさぶたのように貝殻がびっしりとこびりついている。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
名も知らぬ鳥が腰を下ろし、機銃掃射のように鳴きまくっていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
店員が猫を抱かせてくれた。上質のカシミヤのような手触わりで
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
二匹の猫は夢のかけらでも眺めるように僕の姿をじっと見つめていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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