人の印象の比喩表現の例文 一覧

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人の印象の比喩を使った文章の一覧(293件)
穴ごもりの樹を逸した蟻のような人々の群れ
阿久 悠 / 瀬戸内少年野球団 (〔正〕) (文春文庫 amazon
雨に濡れて尾を垂れた野良犬よりも哀れ
藤本 義一 / 標的野郎(ターゲット・ガイ) amazon
青い顔で、罪人のようにうなだれる
源氏 鶏太 / 家庭の事情 (1963年) amazon
彼女の登場で部屋の中の照度が一気に上がったような気がする
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
巣箱に群がる蜂のように大勢の人間が行き交う
ロナルド・マンソン / ファン・メイル (上) amazon
骨がみりみり音を立てるほどの勇ましさ
小島 信夫 / アメリカン・スクール amazon
少女がうなだれて、鶏のようにびくびくする
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
白刃を構えたような凄み
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
体が御輿(みこし)のように揉まれる
獅子 文六 / てんやわんや amazon
近づくと感電しそうなパワーを感じる
岡田 なおこ / 薫ing(イング) amazon
萎れた花のように首を垂れる
大仏 次郎 / 冬の紳士 amazon
ほんの毛筋ほど離れた気配
永井 路子 / うたかたの amazon
フライパンの上でハネるゴマ粒のように元気な子
干刈 あがた / ゆっくり東京女子マラソン amazon
小娘のような元気が肩にも腰にも躍る
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
満員の浴場のような混雑
田辺 聖子 / 返事はあした amazon
闇の中に氷のような殺気が走る
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
のように無表情な死骸
川端 康成 / 掌の小説 amazon
老婦人は顔を伏せてちぢこまっているが、別にしょんぼりしている様子でもない。四十年も五十年もこの調子でどなりつけられてきて、何も感じなくなっているのだろう。(略) (婆さんが言う)「すみませんねえ。うるさい、きたない年寄りで……」 テーブルの下の棚から、やっと「突き匙」が出てきたときには、吉田老は怒り過ぎたのか、いささかぐったりとしていた。姿勢をしゃんと正さず、半分起きた状態で果物を口に運ぶために、喉仏から鎖骨のあたりに果汁がぼたぼたこぼれ落ちる。婆さんはそれを見て、またしきりに〝きたない〟〝きたない〟と繰り返すのだった。 最初のうち、おれはこの老夫婦の会話をほほえましく聞いていたのだ。昔ながらの封建的だが駄々っ子のような亭主と忍従型の老妻とのやりとりとして。 誤算だった。 婆さんの顔は、押さえきれない喜びに輝いていた。 婆さんは、いまやじっくりと復讐を楽しんでいるのだった。愚鈍を装って、傲慢な夫の神経に、一本一本細い針を突き立てている。ののしられ、婢(はしため)あつかいされ続けたこの半世紀の間、婆さんはじっとこの日を待ち続けて耐えてきたのだろう。いまや、吉田老に残された武器は、どなり慣れた口だけだ。それも所詮は空砲だ。婆さんはいま、案山子の正体を知ったカラスになって、じわじわと一本足の吉田老に近づいていくのだった。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
ペンギンの集団を思い出す
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
植木鉢の楓みたような小人
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
圭子のような女は、つないだ綱の長さが許す範囲の草は、毒草といわず薬草といわず食って食って成長しようとする、動物のような生活力をもっていた。
平林 たい子 / 鬼子母神「筑摩現代文学大系 (41) 平林たい子・円地文子集 地底の歌 こういう女 嘲る 盲中国兵 鬼子母神 私は生きる 花散里 ひもじい月日 くろい紫陽花 男のほね 妖 二世の縁 他」に収録 amazon
砂丘の上の粒のような人間たち
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
雪崩れ込んだ避難民が(略)煙脂煙管(やにぎせる)のごとく、ぎっちり詰って動けなくなった。
里見 トン / 美事な醜聞「初舞台・彼岸花 里見トン作品選 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
働いて此(こ)の蟹の穴のような小さな家庭を培って行きたいと思った。
林 芙美子 / 魚の序文「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
のような一群
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
まるで影のようなその後ろ姿
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
魚が水を得たように溌刺と活動して
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) amazon
鈴なりに混んだ電車
嘉村 礒多 / 業苦 amazon
死んだ時は手や足は箒の柄のように痩せていた。
田宮 虎彦 / 異母兄弟「異母兄弟―小説 (1957年) (カッパ・ブックス)」に収録 amazon
少年の感度の強い、ナイフの刃のような危険なかんじ
由起 しげ子 / 女中ッ子・この道の果に (1955年) amazon
香水のようにほのぼのと情緒を匂わせて来る頼子。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
胴だけになった兵士が、一人大きな蟇(がま)のように
野上 彌生子 / 哀しき少年「野上彌生子全小説 〈8〉 哀しき少年 明月」に収録 amazon
罪人のように深く頭を垂れながら
加能 作次郎 / 世の中へ amazon
その手をにぎると、爬虫類の肌のように、ねっとりと冷たい。
北 杜夫 / 狂詩「北杜夫全集 第1巻 牧神の午後」に収録 amazon
蜜にたかる蟻みたいに男が寄ってくる。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
製氷機の出口のように人がざくざくとあふれてくる化粧品売り場
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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