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同一・差異の比喩を使った文章の一覧(17件)
遅めの朝飯と早いめの昼飯のちがいくらいしかないんだ。食べるものも同じで、食べる時間も同じで、ただ呼び方がちがうんだ
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
僕のところに回ってくるどの仕事をとってみても、そこにはよりごのみするほどの差はないのだ。幸か不幸か一般的に物事というのは端っこに行けば行くほど、その質の差が目立たなくなってくる。周波数と同じことだ。あるポイントを越してしまうと、隣接する二つの音のどちらが高いかなんて殆んど聴きわけられないし、やがては聴きわけるまでもなく何も聞こえなくなってしまう。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
ロールスロイスとちゃりんこくらい違う。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
ここに桃を八つ並べたとすると、その中の一つが林檎であるように、躯つきも顔だちも、気性までがみんなと違っていた。
山本 周五郎 / 青べか物語 amazon
松の木に悔の花が一輪咲いたような不似合な所がありますけど
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
焼芋に古伊万里の皿というか、てんで調和を失っている。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
鏡で映したほど似ている。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 amazon
横綱と前頭三枚目くらいの違いがある
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
その他の感覚を表す比喩表現
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