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怖い・恐怖の表現・描写・類語
緊張した恐ろしい状態
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
立ち昇る夜の噴火の柱と等しい恐怖
横光利一 / 日輪 青空文庫
不思議な恐怖に似た感情がだんだん胸へ昂 まって来る。その感情は喉 を詰らせるようになって来、身体からは平衝の感じがだんだん失われて来、もしそんな状態が長く続けば、そのある極点から、自分の身体は奈落のようなもののなかへ落ちてゆくのではないかと思われる。
梶井基次郎 / 蒼穹 青空文庫
心が捩 じ切れそうになる。
梶井基次郎 / 闇の絵巻 青空文庫
気にしないようにはしていたけれど、忍び込むように不安はいつもそこにあった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
気持の芯が凍りつくような感覚
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ふいに身体がどこまでも収縮していくような恐怖が湧き上がってくる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
胸をかすめるように恐怖が走った。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
わけのわからない恐怖がまた真樹子の中にこみあげて来た。
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
理性より先に体が恐怖を覚りました。
阿刀田 高 / 縄 ──編集者への手紙──「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
胸が 潰れるほど長い時間だった。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
全身がざあっと 粟立った。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
不意を打たれた彼の心の中から恐怖の収縮が走って行った
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
膀胱と排泄器官の中を沸騰した熱湯が通っていくような恐怖
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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