大声・大きな声の表現・描写・類語
喉の石が飛礫(つぶて)となって口から飛び出したような大声
連城 三紀彦 / 恋文 amazon
割れ鐘のような声が、落雷の直撃のように脳天をおそう
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
禿(はげ)頭のてっぺんまで赤くして大声で吠える
原田 宗典 / 十九、二十(はたち) amazon
空気をびりびりふるわすほどの雷声が鳴りひびく
杉本 苑子 / 今昔物語ふぁんたじあ amazon
居合抜きの稽古のような声
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
声は、まるでメガホンを通したみたいにばかでかい。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
水中で銅鑼 を叩 くような声
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
閻魔大王は森羅殿も崩 れる程、凄 じい声で喚 きました。
芥川龍之介 / 杜子春 青空文庫
耳の遠い人に物でも云うように、大きな声で云った。
宮本百合子 / 伸子 青空文庫
心を傷めたり、ひけ目を感じている様子も見せず、普通な大きい声だった。
岡本かの子 / 母子叙情 青空文庫
よくあの小さな身体から出せるなと思うほど大きく通る声だ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
水音に負けまいと声を張り上げる
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
声を届かせるために口のまわりに手でメガホンをつくっている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
爆音に消されないように大声で言った。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
声がちいさいとどなられるのを恐れている声は事故をおこしたあとなので、哀れなほど大きかった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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