日本語表現インフォ > 人物表現 > 肌の印象 > 湯上りの肌
湯上りの肌の表現・描写・類語
彼の朦朧 たる顔色 が少しは活気を帯びて、晴れやかに見える。
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
湯上がりの顔をテラテラ光らして
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
(風呂上がりの)背に触れると、着ている薄いシャツをとおして湯の湿り気が伝わってくる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
量の少ない髪を後で無雑作に束ね、狭い富士額の生え際の辺りが湯に濡れて輝き、湯上りの化粧のない浅黒い顔が電灯の笠の辺りに近づくと艶々と光り、引き締った皮膚はかえってその顔に少し固い感じを与えている。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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