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うろつく・さ迷う・放浪するの表現・描写・類語

蒼ざめて落ち着けずうろつく

関連カテ恐怖を感じたときのリアクション落ち着かない顔色が悪い・顔が青ざめる

緊張した空気に酔ったかのように歩き回る

こま鼠のように身軽く歩き回る

ロビーを蛾のようにフラフラ歩き回る

島田雅彦 / 未確認尾行物体　amazon

サカリのついた猫みたいに遅くまでほっつき歩く

萩原葉子 / 蕁麻の家　amazon

電柱のまわりをまわる犬のように、ぐるぐると回って歩く

西木正明 / 『幸福』行最終列車　amazon

空き巣狙いみたいにウロウロする

灯をもとめる蛾のごとくさまよい寄る

里見トン / 極楽とんぼ―他一篇　amazon関連カテ近づく・距離を縮める・接近する

檻に入れられた猛獣の如く部屋の中をウロウロする

谷崎潤一郎 / 痴人の愛　amazon

足の向くままにさ迷い続ける

ふらふらと部屋から部屋へ漂うようにさまよい歩く

筒井康隆 / 家族八景　amazon

夢遊病者のようにさ迷う

「富士見通り」は、いつの間にか「中央通り」になっていた。

又吉直樹 / 火花　amazon関連カテその他の前進・歩き方

むやみに足の向く方をあるき散らした。

夏目漱石 / 坊っちゃん　amazon

犬の様にうろついて

小林秀雄 / モオツァルト　amazon

水先案内をうしなったようにうろうろしている

林芙美子 / 濡れた葦　amazon

とにかく町から出なかった。デートといってもこの町のなかをモノポリーのようにグルグルと回っているだけ。

川村元気 / 世界から猫が消えたなら　amazon

り散歩をあきらめてコンビニに行こうか、それとも当初の予定通り川まで行こうか迷い、ふみきりをわたろうか迷い、引き返そうか迷い、靴を履いた足のつま先があちこちに向きました。

綿矢りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録　amazon

飼主のない尨犬（むくいぬ）のやう

芥川龍之介 / 芋粥　青空文庫

喪家（そうか）の犬のごとし

夏目漱石 / 吾輩は猫である　青空文庫

白浪（しらなみ）の行く先がいえるもんけ

吉川英治 / 治郎吉格子　青空文庫関連カテ波

君の手にはソロモンの十字架がある。それは一生家を持てない手相

梶井基次郎 / ある崖上の感情　青空文庫関連カテ占い・お告げ

世間に住みつく根を失って浮草のように流れている。

梶井基次郎 / ある崖上の感情　青空文庫関連カテ流される、他人任せの暮らし（日々）

私は二度ほど同じ道を廻り、

梶井基次郎 / 冬の蠅　青空文庫

（放浪者）ほとんど住家と云うものを持たないで暮して来た。どこへ行っても木賃宿（きちんやど）ばかりの生活だった。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫関連カテ行商人・売り歩く人

美しい街の鋪道（ほどう）を今日も私は、私を買ってくれないか、私を売ろう……と野良犬のように彷徨（ほうこう）してみた。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫関連カテ娼婦・売春婦・風俗嬢生活苦・貧しい暮らし（日々）

（各地を転々とする）しっかりした故郷と云うものをもたない私達親子三人が、最近に落ちついたのがこの徳島だった。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫関連カテ引っ越し

豚のように臭みをかぎながらカフエーからカフエーを歩きまわった。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫

放牧の民のよう

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫関連カテ行商人・売り歩く人

亀の子のように、のこのこ日向（ひなた）を歩きまわっている。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫

適当な方向に歩きはじめた。

村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ散歩

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