日本語表現インフォ > 感覚表現 > 音の響き > 騒がしい・ざわめき
騒がしい・ざわめきの表現・描写・類語
ちょっとした炊き出し現場のような騒ぎ
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
宿に着いた修学旅行の生徒のようにひとしきりザワつく
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
雑然たる声が波のごとく沈んでまた起こる
長塚 節 / 土 amazon
子供たちの会話は、宝石のようにキラリと光る言葉を、もったいないほど何気なく撒き散らす
干刈 あがた / ゆっくり東京女子マラソン amazon
追い込まれたばかりの豚小舎のように賑やかに騒々しい
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
戦場のような騒音の広間
加賀 乙彦 / フランドルの冬 amazon
ざわざわざわっと林がゆれるようにざわめきが走る
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
隣りあったもの同士、てんでなさんざめきが起きる
高樹 のぶ子 / その細き道 (文春文庫 amazon
湯の中の屁のようなざわめき
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
曲が終わると再びざわめきが起こったがそれはステージの外のもう一つの楽器のように自然なものだった。
村上 龍 / 恋はいつも未知なもの amazon
雑多なざわめきの音が、閉じ込められた暗い校内に海鳴りのように遠く近く響いていた。
吉本 ばなな / TUGUMI(つぐみ) amazon
花嫁を待ちうけている玄関には鳥の一斉に飛立つようなざわめきが起った。
円地 文子 / 女坂 amazon
まるで教室は豆が弾(は)ぜたようだ。
林 芙美子 / 泣虫小僧 amazon
波が巌(いわ)に打ちつけるようにしばらく騒いだ。
長塚 節 / 土 amazon
おもちゃ箱を引っくりかえしたような賑わい
林 芙美子 / ボルネオダイヤ「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
戦争が始まったかのようだった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
ロックコンサート並みに騒がしい
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
宮沢賢治 / ひかりの素足 青空文庫
破裂しそうな教室を、ぼんやりと騒がしさの外から見つめていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
小学生の修学旅行で、車内は燕の群がさえずるよう
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
蝉の焙 られるようなそうぞうしさ。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
にぎやかすぎて何が何だかわからないくらいだった。
吉本 ばなな「アムリタ(上) (新潮文庫)」に収録 amazon
(騒がしいレストランで)怒鳴りあわずに声を届かせるためには、ぼくとミュウはテーブルの上で前かがみになり、額を寄せあうようにして会話しなくてはならなかった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
思慮深い音楽のようなざわめき
小川 洋子 / 乳歯「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
あと 45 個の表現が登録されています
ログインして全部見る
ログインして全部見る
類似・関連の強い・参考になる表現 |
街の騒音・都会の喧騒騒動・ちょっとした事件 |
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ