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子供の表現・描写・類語

赤ん坊に毛の生えた程度の子供

ころころと転がる子犬のような女の子

小池真理子 / やさしい夜の殺意　amazon

（初々しい少女）桃のつぼみが今にも咲きかけているような感じの少女

武者小路実篤 / 友情　amazon

目のくりくりした悪戯好きそうな少年

育ち盛りで買ったばかりの服がすぐに着れなくなる

小鳥のような声をあげる子供

変に大人ぶった生意気な若者

眠った子供はだらりとして、固体から半分液体になりかかっているように圭子の両腕の真中に垂れた。

平林たい子 / 鬼子母神「筑摩現代文学大系 (41) 平林たい子・円地文子集地底の歌　こういう女　嘲る　盲中国兵　鬼子母神　私は生きる　花散里　ひもじい月日　くろい紫陽花　男のほね　妖　二世の縁　他」に収録　amazon関連カテ体を横たえる

（子供独特の体臭）日なたでむれる藁のような、乾草のような、甘いが鼻へむんとくる匂い

開高健 / 裸の王様　amazon関連カテ不快な体臭・くさい人

幼稚園の子どもたちが、まるでメダカか、オタマジャクシみたいに見える

小出正吾 / ジンタの音「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録　amazon関連カテ幼稚園・保育園

雑草のように強い

子どもたちは、子鹿のようにかけだした。

小出正吾 / ジンタの音「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録　amazon関連カテ走る・駆け回る

ちょろちょろと走り回る幼女のどったんばったん

川上未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ走る・駆け回る

（三姉妹）上の二人が幼稚園の生徒で、三番目は姉の尻についてさえ行かれないくらい小さい

夏目漱石 / 吾輩は猫である　青空文庫関連カテ少女・娘・女の子

何事も心得ながら白々（しらじら）しく無邪気を装っているらしいこの妹が敵の間諜（かんちょう）のようにも思えた。

有島武郎 / 或る女（後編）　青空文庫

（知人の息子）あの作楽井氏の人懐（ひとなつ）っこい眼元がこの紳士にもあるような気がした。

岡本かの子 / 東海道五十三次　青空文庫関連カテ面影

青（あお）ッ洟（ぱな）だの、腫物（できもの）たかりだの、眼やにくそだの、味噌っぱだの、頬も手も、かじかんでる癖に、寒さを知らない伊吹山の麓の風の子たち

吉川英治 / 雲霧閻魔帳　青空文庫

玉葱（たまねぎ）をむいたような子供達が、裸で重なりあって遊んでいた。

林芙美子 / 新版　放浪記　青空文庫関連カテ裸体・ヌード赤ちゃん・赤ん坊

弟がまだ小さいことが、まるでペットのように皆の心を和ませたり、ひとつにしたりしていた。

吉本ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ家族

（幼い娘の）細くて茶色い髪の、赤ん坊みたいな匂い

吉本ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録　amazon

この時間帯に機嫌が悪いのは眠たいからだ。

雫井脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ不機嫌・へそを曲げる

カウンターからやっと顔がのぞくくらいの小さなわたし

小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録　amazon

子供など所詮、慰みものにすぎん。おのれの生きた証をそれにしか見いだせない男が、子を作り、後生大事に可愛がるのだ。

百田尚樹「永遠の０」に収録　amazon

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