日本語表現インフォ > 感覚表現 > 動き・反応・変化・現象 > 殺到・押し寄せる
日本語表現インフォ > 感覚表現 > 密度・集団 > 殺到・押し寄せる
殺到・押し寄せるの表現・描写・類語
軍勢が雲霞のごとく、城をめがけて殺到する
柴田 錬三郎 / 南国群狼伝 amazon
放浪人が落ち葉のように吹き寄せられる
林 芙美子 / 林芙美子文庫〈〔第9〕〉松葉牡丹 amazon
先を争う人間がひと塊になって、泥をかくようにしてなだれ寄る
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
彼らは、嵐に追ッ立てられる襤褸(ぼろ)っ屑のように、事務所へ殺到した。
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
あっという間にホームが人で溢れる。乾いた地面を狙い、流れる水が湿らせていくかのように、空間が埋め尽くされていった。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
校舎の方々の出口から弾き出されるように生徒が散らばり出す
由起 しげ子 / 女中っ子「女中ッ子・この道の果に (1955年) (小説文庫)」に収録 amazon
混乱した群衆の大移動の波にもまれて
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
ドアーを壊して、漁夫や、水、火夫が雪崩 れ込んできた。
小林多喜二 / 蟹工船 青空文庫
岩場のフナムシのように住人たちが集まってくる。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
続々として、つどって来る。
芥川龍之介 / 偸盗 青空文庫
横光利一 / 日輪 青空文庫
吉川英治 / 増長天王 青空文庫
(捕手が家になだれ込んできて)どどどっと、物凄い家鳴りが《…略…》暴風雨 のように起った。《…略…》まるで、地幅 が二尺も揺れているように、瓦が落ち、壁がくずれ、人間は、芋みたいに転がった。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 青空文庫
烏のような人数が、どっと、なだれ込んだ。
吉川英治 / 無宿人国記 青空文庫
私の頭の中はいま真空だ。危急なものが流れこんで来そうに思える。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
あと 21 個の表現が登録されています
ログインして全部見る
ログインして全部見る
類似・関連の強い・参考になる表現 |
雪崩・雪が滑り落ちる渋滞野次馬混雑している・雑踏・人混み |
同じカテゴリの表現一覧
動き・反応・変化・現象 の表現の一覧
密度・集団 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ