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貧乏・お金がないの表現・描写・類語
住民税と国民健康保険料さえロクに払えず、聞くも恐ろしいほどの延滞金と合体して巨大なモンスターと化したそいつらが、日夜、我が家の家計を脅かしてる有様なのだ。
中村 うさぎ / ショッピングの女王 amazon
借金ばかりが釣鐘をかぶせたように彼等を掩(おお)うている。
石川 達三 / 日蔭の村 amazon
その日の暮しにも困る位、憐 な身分
芥川龍之介 / 杜子春 青空文庫
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
買いたいものがあっても金に不自由していた自分は妙に吝嗇 になっていて買い切れなかった。
梶井基次郎 / 泥濘 青空文庫
絶体絶命のどんづまり
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
お米が足りなかったのでうどんの玉を買ってみんなで食べた。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
貯金帳は出たりはいったりでいくらもない。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
国へ帰るのだと嘘を言って金を借りる
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
三円の稿料を送って来る。《…略…》私は世界一のお金持ちになったような気がした。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
紙がないので、新聞紙に詩を書いて
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
通帳には、父が何もかも失ってしまった社会生活のわずかな名残がかなしい数字として残っていた。
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
貧乏をすると云う事が、こんなに私達の心身を食い荒してしまうのだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
十銭の金もないと云う事は奈落の底につきおちたも同じことだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
(金を無心する)私はまるで雲助みたいな自分を感じる。芝居に出て来るごまのはいのような厭な厭な気がして来た。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
少しばかりの金が、こんなに勇気づけてくれる。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
何処を歩いても、美味そうなパンが並んでいる。食べた事もないふわふわなパンの顔。白い肌、触れる事も出来ないパン。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
彼はいつも金に窮していた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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