日本語表現インフォ > 感情表現 > 怒り > 睨む・怒りの目つき
睨む・怒りの目つきの表現・描写・類語
誰彼構わず、諍いに誘うような、攻撃的な目つき
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
彼は睨み殺しでもしそうな眼つきで船長を見据えていた。それは、まるで燃える火の塊のように見えた。
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
恨みのこもった眼差し
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
瞬きのない真っ直ぐな目で田沢を睨み付けていた。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
悠木を見据えた両眼には、思わず息を呑む獰猛さがあった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
今にも切れそうな顔で睨み返す。
水道橋博士「藝人春秋 (文春文庫)」に収録 amazon
穴のあく程私の横顔を睨みつけている
夢野久作 / ドグラ・マグラ 青空文庫
害虫でも見るような目で睨んでくる。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
そこから何かえぐり出すような眼付き
小林多喜二 / 蟹工船 青空文庫
刺し貫くほど睨 めつけて
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
葉子の目はすかさずその顔を発矢 とむちうった。
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
むっとしてその男の額 から鼻にかけたあたりを、遠慮もなく発矢 と目でむちうった。
有島武郎 / 或る女(前編) 青空文庫
「もうそれ以上は言わん」 と屹 と相手を睨 んだ
梶井基次郎 / のんきな患者 青空文庫
芝居じみた眼をして、心あり気に睨んでいる
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
輝きのない瞳に射すくめられて、尋恵は身体に力が入らなくなった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
血走った眼で 睨みながら
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
ぎゅっと睨みつけた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
じっと武内を 睨みつけてきた。それは、向かってくる目であった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
何か挑みかかるような眼つき
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
憎しみのこもった眼でにらみながら
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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