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寝室・布団・ベッドの表現・描写・類語
蒲団の下で亀の子みたいに手足を縮める
古井 由吉 / 聖―ひじり amazon
白鳥の胸毛のように温かい柔らかい夜着の感触
菊池 寛 / 藤十郎の恋 amazon
坐っていた座蒲団が谷底のように低まって見える
水上 勉 / 越前竹人形 amazon
檻のような寝台の格子
横光 利一 / 春は馬車に乗って amazon
(垢じみた煎餅布団は)板のようにしゃちこ張って身に着かないで起きているよりも一倍寒く感ずる。
国木田 独歩 / 竹の木戸 amazon
ふとんの中身のあひるのふわふわした羽根
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
洗って干したばかりのコーラル・ブルーのしわひとつないシーツ
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
明るい色の毛布は視覚の効果も取り入れて最大限寒さをやわらげるために
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
アスファルト道路みたいに固く糊づけされたシーツに寝転んで
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
そしてそんなものを押しわけて敷かれている蒲団。
梶井基次郎 / ある心の風景 青空文庫
高下駄のような感じの黒い箱枕
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
一緒に眠っている人達の、思い思いの苦しみが、夜更けの部屋に満ちていて、私はたった一人の部屋がほしくなっていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
(ベッドの)カバーは、おそらく朝、彼が起きた時のままの形で半分めくれ上がっていた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
病室の中央には、十分に乾燥したシーツでたっぷりと包まれたベッドがあった。それは大きな白い動物がうずくまったように重そうだった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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