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鍋もの・鍋料理の味、おいしさを伝える表現・描写
目で色や形を見、鼻でにおいをかぎ、耳で音を聞き、口では味や舌ざわり、手で温もりを感じる
小泉武夫 / 食に知恵あり amazon
(ぼたん鍋)ぼたん鍋の固形燃料に仲居さんがチャッカマンで火をつけた。いのししの肉は赤みを残したままでも食べられますからと仲居さんに勧められ、早めに箸ですくい上げて食べてみると、甘くやわらかく、くさみはまるでなく、牛やブタとはちがってどこか野生的な風味でおいしい。添えつけのお野菜やエノキとよく合う。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
ちりなべ、水たきなど、さっぱりして日本人の口にはあうけれど、若い人達にはちょっとものたらないのではないだろうか。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
土なべのまま食卓にだすのが趣きがある。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
日本のブィヤベーズはちゃんこなべだと思った。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
家のおなべはいつも同じだ。主人が身のしまった魚しかたべないから、タラ、そしてかきときまっている。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
トリなべは、最後にきしめんやおもちを入れておいしくいただいた。何だかお正月のような気分だった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
ぐらぐらと煮えたつ鍋へ、野菜と鶏を叩きこむようにして入れては食べる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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