暇・時間を持て余すの表現・描写・類語

まる一日、何も予定はない。

予定がなく、まっさらのまま横たわる夏休み。どこまでも続く暇の砂漠。

ただひたすら靴のつま先を眺めるしかない

退屈すぎてモゾモゾし始める。

仕事のない日は途方に暮れる

ただ漫然と時間をやり過ごさなければならないのは、生き地獄そのもの

白い壁や天井を眺めるくらいしかやることがない

時間は有り余るほどある

何をしていいのか見当もつかない。いつまでも壁を睨んでるわけにもいくまい、と自分に言いきかせる。それでも駄目だった。卒論の指導教授がうまいことを言う。文章はいい、論旨も明確だ、だがテーマがない、と。実にそんな具合だった。久し振りに一人になってみると、自分自身をどう扱えばいいのかが上手く把めなかった。《…略…》まるで捜し物の最中に、何を捜していたのかを忘れてしまったような気分だった。

実家では私はなにもすることがなく、毎日、毎日、本当の休日です。

（両手を）到来の棒鱈（ぼうだら）のように手持無沙汰にぶら下げている

（暇なので手紙を書く）透明にしんとした時間が、ペンの音と共に一滴一滴落ちてゆく。

木地屋から聞こえて来る尺八は宗さんのひまでいる証拠である。

本当にひまで、本当に余裕のある人は、あんまりいないんだよ。みんな、ひまそうにしてるけど、心のなかが 嵐 みたいに忙しいの。

つまらなさそうに唇に挟んだタバコを上下に動かしている。