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生活苦・貧しい暮らし(日々)の表現・描写・類語
風に吹き寄せられた落ち葉のような共同生活
辻井 喬 / 暗夜遍歴 amazon
細々とその日の口をぬらす
宇野 千代 / おはん amazon
生活のどん底まで沈み切った十年の月日
有島武郎 / 生まれいずる悩み 青空文庫
上の学校へは行けずに、十三歳のときから世の中へ出て行ったほど貧しかった
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
三度の食事もろくに摂れなかった
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
もらった銭 は、いつも右から左へ人手に渡さなくてはなりませなんだ。
森鴎外 / 高瀬舟 青空文庫
(米がない)朝も晩も、かぼちゃ飯で、茶碗を持つのがほんとうに淋しかった。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
長雨で、飢えにひとしい生活をしている
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
イエスであろうと、お釈迦 さまであろうと、貧しい者は信ずるヨユウなんかないのだ。宗教なんて何だろう!
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
朝から晩まで働いて、六十銭の労働の代償をもらってかえる。土釜を七輪に掛けて、机の上に茶碗と箸 を並べると、つくづく人生とはこんなものだったのかと思った。ごたごた文句を言っている人間の横ッ面をひっぱたいてやりたいと思う。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
イビツな男とニンシキフソクの女では、一生たったとて白い御飯が食えそうにもありません。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
こんなに生活方針 がたたなく真暗闇になると、ほんとうに泥棒にでもはいりたくなってくる。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
ああ何と云う生きる事のむずかしさ 食べる事のむずかしさ。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
寝転んで新聞を見ていると、きまって目の行くところは、芸者と求妻と、貸金と女中の欄が目についてくる。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
働き死にをしに生れて来たようで、厭 になる
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
ああ金に引きずりまわされるのがとても胸にこたえてくる。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
キャベツばっかり食べている。ソースをかけて肉なしのキャベツをたべる。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
蚊帳のない暮しむきなので、皿におがくずを入れていぶす。へやの中がいぶる。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
この世の中に奇蹟 はないのだ。皇族に生れて来なかったのが身のあやまり……。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
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