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夜空の表現・描写・類語
金閣には潮のように夜が押し上げ
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
いま新しく灼 いたばかりの青い鋼 の板 のような、そら
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 青空文庫
そらのてっぺんなんかつめたくてつめたくてまるでカチカチのやきをかけた鋼 です。 そして星 がいっぱいです。
宮沢賢治 / いちょうの実 青空文庫
青から藍 に変わって行きつつある初夏の夜
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
燦々たる星は、もはやここではただの空の星ではない。一つずつ膚に谷の刻みを持ち、ハレーションを起しつつ、悠久に蒼海 を流れ行く氷山である。そのハレーションに薄肉色のもあるし、黄薔薇色 のもある。紫色が爆 ぜて雪白の光茫 を生んでいるものもある。私は星に一々こんな意味深い色のあることを始めて見た。
岡本かの子 / 河明り 青空文庫
空は美しい星空で、その下にウィーンの市が眠っている。
梶井基次郎 / ある崖上の感情 青空文庫
月のいい夜だ、星が高く光っている。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
街では星をいっぱい浴びて
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
星のない薄明るい夜空
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
透けた夜空の向こう側、宇宙の中身がうっすらと見える。きっと明日は晴れるのだろう。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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