「不安」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語

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「不安」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語
水位を増し始めた不安の洪水
阿部公房 / 他人の顔 amazon
落ちつかない不安が、創口の血のように滲み出して来た。
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
胸の折れてゆくような不安
佐多 稲子 / くれない amazon
不安は深まった。霧の中の船が、不断に汽笛を鳴らすように、町子も手を束ねてはいられなかった。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
漠然とした不安として胸に巣食った
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
釣合のとれない不安
芥川龍之介 / 芋粥
九時をすぎていた。夜の暗幕が町中に落ちていて、それは雪子の中を漂う不安と似ていた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon関連カテ不安になる
じわじわと雪子の身体を不安が囲みはじめ、動くことができなかった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
不安までが心の平衡をさらに狂わした。
有島武郎 / 或る女(前編)
漠然とした不安な予感が水のように満ちてきた。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
どこかに間違いがあるような、それがはっきりしない、漠然とした不安
松本 清張 / 青のある断層「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
奇妙な、何かがズレているような不安
松本 清張 / 青のある断層「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
一生の危機に立ったような不安で、脚が慄えそうだった。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
絶望的な不安
宮本百合子 / 伸子
不安が頭をもたげて来て、
岡本かの子 / 母子叙情
彼女の眼には不安があった。
吉川英治 / 治郎吉格子
浪のように不安が揺れはじめた。
梶井基次郎 / のんきな患者
雨音が少し、不安にさせた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ雨の音不安になる大雨・土砂降り・豪雨
わけのわからない不安におそわれて、気が狂いそうになる
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
顔に微かな不安の色が走る。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ヒリヒリと神経を震わせる不安
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
押し返しても押し返しても不安がにじり寄ってくる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(暗い部屋で)どこからともなく忍び込んでくる不安が闇そのもののように部屋に漂っている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
不安はほとんど恐慌にちかいものになる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
麻痺 したような鈍い不安が胸に 澱んでいる。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
何をしていても気持ちが重たく沈み込んでゆくような不安
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
胸の奥の不安の 在処 を 鷲 摑 みにされたかのような感じがした。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
(スケジュール)手帳の白さには、不安な眩しさを感じるほどだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
何度打ち消してみても頭を 擡げてくる、その暗い不安
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
山崎が、メガネの奥の瞳を不安に揺らした。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
唐木田のひと言は、佃の胸に一滴の不安となって落ちた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
その事実はいきなり私を不安の海へ押し出した。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
不安が漠然と彼の心にのしかかって来る
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
正体を知覚できない不安がチカチカとサインを送っているようであった。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
息のつまりそうだった不安
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
烈しい胸騒ぎと不安とを感じる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ不安になる胸騒ぎ・嫌な予感
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