日本語表現インフォ > 風景表現 > 店・施設 > 歓楽街・盛り場
歓楽街・盛り場の表現・描写・類語
(場末の盛り場)ビール瓶が山となって割れてあったりと、とにかく乱雑なものであって、まあよくゆや人懐っこく気取らぬ地域ではあるけれども
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
花見帰りの金魚のようなお嬢さんや、紳士達が、夜の駅にあふれて、あっちにもこっちにも藻 のようにただよい仲々賑 かだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
市場のようににぎわい続ける街
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
冬の澄んだ空気にさまざまな店のディスプレイが映って、おとぎばなしのように美しかった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(遠くに見える歓楽街の光)あんな 眩 ゆい、物寂しい光の 坩堝 の中で生きているのか。《…略…》そこから見ると、道頓堀は小さくはかなく、遠い辺境の地であるかのように映る
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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