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頭を下げる・お辞儀するの表現・描写・類語
ぐぎぎっと音でもしそうなかんじの、ぎくしゃくとしたおじぎ
椎名 誠 / 雨がやんだら amazon
額を畳に吸いとられたように長ながとお辞儀する
安岡 章太郎 / 青葉しげれる amazon
彼女はまるでヒタイを畳に吸いとられたように長ながとお辞儀した。
安岡 章太郎 / 青葉しげれる amazon
ぺたりと畳に平蜘蛛のようにお辞儀をした
今 東光 / 夜の客「日本文学全集〈第59〉今東光・今日出海集 (1969年)お吟さま 痩せた花嫁 鶏頭 夜の客 他 山中放浪 天皇の帽子 他」に収録 amazon
思春期の少年らしい中途半端な会釈
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
床に手が届くくらい馬鹿叮嚀なお辞儀
夢野久作 / ドグラ・マグラ 青空文庫
頭をぴょこつかせる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
夏目漱石 / 吾輩は猫である 青空文庫
ベンチに座ったまま、黙って頭を下げる。両手を膝に載せて、深々と、まるで祈りを捧げるように最敬礼した。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
右手の指先が廊下の板にやっとさわるほど膝 を折って軽く頭を下げた。
有島武郎 / 或る女(後編) 青空文庫
半身を捩 じらして頭を下げた。もっともその拍子にかの女の様子をちらりと盗 み視 したけれども、
岡本かの子 / 母子叙情 青空文庫
カーテンコールの度に、少しずつニュアンスの違う洗練されたお辞儀をした。満足感を表現し、感動していることを伝え、少しくたびれていることも隠さなかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
深々と頭を下げた。額から離れた前髪が、力なく揺れている。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
衷心から謝意を表するように最敬礼をし
阿刀田 高 / ナポレオン狂「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
祖父は 慇懃 に真白な坊主頭を下げた。ちょっとやくざが仁義を切るような、腰を割ったお辞儀のしかただった。
浅田次郎 / うらぼんえ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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