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色黒・褐色・日に焼けた肌の表現・描写・類語
皮膚の浅黒さがシャツの純白をどぎついくらい清潔にみせていた
三島由紀夫 / 仮面の告白 amazon
鞣(なめ)したように黒光りしている顔
藤沢 周平 / 三屋清左衛門残日録 amazon
浅ぐろくて鞣(なめし)革を張りつめたような皮膚の照り
池波 正太郎 / 剣客商売 amazon
肌が削り節のように黒く光る
伊集院 静 / 三年坂 amazon
日焼けがたまらなく魅力的だ。まるでカフェ・オ・レの精みたいに見える。背中にかっこいい羽をつけて、スプーンを肩にかつぐと似合いそうだよ。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
初夏の陽を弾いて健康で稔り切った穀物のように実質的の男性を感じさせる。
岡本 かの子 / 落城後の女「岡本かの子全集 (第3巻)」に収録 amazon
土の浸(し)み込んだように黒い皺の寄った顔
石川 達三 / 蒼氓 amazon
体はよく日焼けしていたが、時間が経ったために少しくすんだ色に変わり始め、水着の形にくっきりと焼け残った部分は異様に白く、まるで腐敗しかけているように見えた。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
ポロシャツを脱ぐと、露出していた腕がまた日焼けしているようだった。肩だけは生白く、もっとバランスよく焼きたいところだ。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
男は全体的に浅黒く日焼けしていたが、それがどこかの海岸やテニス・コートで冗談半分に焼かれたものでないことは一目見ればわかった。我々の知らない種類の太陽が我々の知らない場所の上空に輝いていて、それがこのような種類の日焼けを作り出すのだ。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
ココア色に日焦 けしている。
岡本かの子 / 渾沌未分 青空文庫
肌は夏でも冬でも同じように赤黒く日焼けして
村上 春樹 / 象の消滅「新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
その黒さは仕事用の白衣を着ると余計に目立った。まるでアルベルト・シュヴァイツァーの助手みたいだ。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
黒くてひげがはえててスポーツが好きそうな青年
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
まだ、陽に焼けた腕がほてっている
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(強い日差し)じりじりと手の皮膚が焼けていくのがわかる。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
濃くてまわりから浮いているようでもある。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
(黒人)肌の色は墨のように黒い。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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