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色気・性的魅力・セクシーの表現・描写・類語
風が吹くと消えてしまいそうな、いわば発揮性の色気
三浦 朱門 / 犠牲 amazon
漆黒の闇の中で恋人の手が見えない相手の輪郭を確かめるような艶かしい動作
久間 十義 / ヤポニカ・タペストリー amazon
みずみずしい色気にみちみちた女
池波 正太郎 / 鬼平犯科帳〈1〉 amazon
(女性らしい)子供が蓄音機の中に小人の楽隊を想像するのと同じ考え方で、僕は彼の中に女を見た。
安岡 章太郎 / 悪い仲間「ガラスの靴・悪い仲間 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
(決してモテるタイプではなかったが)しかしある種の植物の匂いが蛾を引き寄せるように、ある種の女性を天吾は引き寄せることができた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
男どもは、彼女の扁平ったい顔と派手な格子縞のスカートとに向って犯すようなみだらな視線を注いだ。
前田河広一郎 / 現代日本文学大系 amazon
(色気を感じない)二人の女性は私たちに美しいイメージを与えるだけで、異性としての感性は少しも感ぜられなかった。私たちの心は燃えはてた灰のようにひっそりとしていた。
鈴木 雅雄 / 春なき二年間 amazon
女性の漿液 の溢 れるような女
岡本かの子 / 金魚撩乱 青空文庫
秀江の肉体の一部が嗜味 をそそる食品のように、なまなましく見えた
岡本かの子 / 金魚撩乱 青空文庫
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 青空文庫
火のように、いつまで燃えつづく情炎と、それに耐えうる豊満 で厚艶な肉体の所持者
吉川英治 / 八寒道中 青空文庫
着崩れた着物の下から、何か仇 めいた匂いがして窶 れた河合武雄と云ってもみたい女
林芙美子 / 新版 放浪記 青空文庫
美人だし、ぼってりとした唇と、大きく濡れたように見える目は 淫らで官能的だ。だが、服を着た、歩く女性性器そのもの、といった印象がある反面、
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
体は細いけれど、胸やお尻は弾けるように肉が張っている。
阿刀田 高 / 甲虫の遁走曲(フーガ)「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
まち子はストローでオレンジジュースを飲んでいた。 妖しい濡れたものが、とりわけきょうに限って強く漂っていた
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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