日本語表現インフォ > 感覚表現 > 距離 > 遠くに見える・遠ざかる
遠くに見える・遠ざかるの表現・描写・類語
(青い)ワゴンはみるみる遠ざかっていく。それはただの青い点となり、やがて町の景色の一部となった。
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
皆、指を揃へた程に、小さく見えた。
芥川龍之介 / 芋粥 青空文庫
来た方を見ると路 は一すぢずうっと細くついて人も馬ももう丘のかげになって見えませんでした。
宮沢賢治 / ひかりの素足 青空文庫
望遠鏡を反対からのぞき込んでいる時のように、いろんなものがずっと遠くに感じられた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
遥か彼方に点のようにしてあるだけ
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ミュウの姿は少しずつ小さくなり、ひとつのおぼろげな点になり、やがて陽炎の中に吸い込まれていった。それから町が遠ざかり、山のかたちが不確かになり、最後には島そのものが光のもやと絡み合うように、かすんで消えていった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
急行列車のような速度で、彼の傍から遠く彼の手のとどかぬところへ走り去りながら
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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