「心」の言葉を含む嫌な気持ちの表現

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「心」の言葉を含む嫌な気持ちの表現
で暗い炎を燃やす
乾 くるみ / イニシエーション・ラブ amazon
体の芯に食い入った恐怖が悠木の気持ちを萎えさせていた。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon関連カテとても怖いやる気を失う
顔が歪むのが分かった。地よい言葉ではなかった。腐った林檎に齧りついたような感触がする。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
黒い嫉妬の念を中にうずまかせる
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
まゆをしかめた。
小林多喜二 / 党生活者
自尊を満たすための精神的なオナニー
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
毒蛇どくじゃのような殺気だった
有島武郎 / 或る女(後編)
憎悪と涙がに溢れた。
宮本百合子 / 伸子
憎悪に充ちた荒々しい
梶井基次郎 / 冬の蠅
その沈黙に緊張して臓がどきどきするのがわかった。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ気まずい黙る・沈黙
こころがけも、強さも弱さも、疲れも、細さも、人とは決して分かちあえない。
吉本 ばなな / N・P 文庫版あとがきエッセイ「N・P (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ心細い疲れる・疲労感
こうして離れていてふと、私の知っている彼のいいところを思うと、あまりのすばらしさに胸が苦しくなる。その文章の才、礼儀正しさ、行動の大胆さ、おおらかさ、手の形、声の響き……等。  そして悪いところやずるいところを考えると、あまりの憎しみに息が苦しくなる。私を旅に誘ったりする弱さ、妹の死に対するある種の冷酷さ、ろくに日本に帰らないくせに、来るとなると会いたがるずるさ……等。  ほかの人にはこんなに感じないひとつひとつの感覚が活性化される。その振幅がそのままその人を思うのベクトルの大きさだ。人間は苦しい。不完全なひとりが、不完全なひとりを思い丸ごとを受け入れようと苦しむ様は、なぜかそれぞれ胸のうちの 嵐 とは別のところで、ときどき妙に生き生きとしたあるひとつの像を結ぶ。  人間がかろうじて日々を生きているわけみたいなもの。  いちめんに咲いた桜並木みたいに大盤振る舞いの美しくやさしいエネルギー。  たださらさらと花びらが散り、陽がさして風が吹き、はるか続く木々がいっせいに揺れて舞い狂うピンクとすきまの青空の甘い色に圧倒されて立ちつくす。知っている。一度しかなく、一瞬で終わる。でも自分がその一部に永遠に溶け込んでいる。ワンダフル、ブラボー! そういう瞬間を、人は苦しんでも求める。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ恋愛・恋する・恋心愛憎
親切かどうか知らないが、それにもほどがあるだろう。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
過剰な親切が鼻についたり
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
雪見は内で舌打ちした。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ不平不満・残念な気持ち舌打ち
腹の底に重い石を抱え込んだような持ち
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
彼女は汚れた手で、乱暴にの 裡 に触られたような不快を感じた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
そのことは、ほんの小さなしこりではあったが、に小さくひっかかったまま残った。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
あらわな敵意をまるでが滝に打たれたかのように感じ取っていた。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
彼の顔は半ば微笑み彼のは烈しく痛んで、微笑は彼の顔に拡がることなく消えた。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon関連カテあざ笑う・あきれて笑う苦笑い思い出し笑い
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