日本語表現インフォ > 感情表現 > 声・口調 > その他の声・口調(未分類)
その他の声・口調(未分類)の表現・描写・類語
暗い中にすとんと自分を落とし込むような言い方
高樹 のぶ子 / その細き道 (文春文庫 amazon
鳥が餌をついばむような調子で質問を続ける
落合 恵子 / 夏草の女たち amazon
肩にモッサリとかぶさって来るような気配が感じられる口調
石坂 洋次郎 / 丘は花ざかり amazon
細い金属の線を思わせる、繊細な微かに震えを帯びた感じの声
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
ぴしりと語尾を折るような喋り方
五木寛之 / 私刑の夏 【五木寛之ノベリスク】 amazon
「リトル・ピープルはもうさわいではいない」、と彼女は言った。まるで前線の報告をするクールで有能な斥候(せっこう)兵みたいに。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(大阪の女の声)くだものにたとえるならばちょうど御所柿のような、甘さの底にふと舌をすぼめる渋さの交った声であって、それは又そのままに大阪の女の性格であると思われる。
森田 たま / もめん随筆〈続〉 amazon
彼の喉の裏側にビロウドでもはってあるかのような、インド人特有の声
なだ いなだ / 童話ごっこ amazon
夢のように淡い言葉が、切れ切れに洩れ出した。
夢野久作 / ドグラ・マグラ 青空文庫
日の光にむせるような声
芥川龍之介 / 偸盗 青空文庫
「責任者に取りついでいただきたい」と男は言った。手袋で机の上のほこりを払うようなしゃべり方だった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
男の喋り方はセンテンスが短かった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(夜道での会話)ずーっと昔から」 ずーっと、の、ずー、の部分が、上手に折れた紙飛行機みたいに、街灯の光を真っ二つに横切っていく。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
(その声には)厚みと艶と、微かに鼻にかかる柔らかさがある。
小川 洋子 / 仮名の作家「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
ねばりつくような老人の声
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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