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ソファに腰を下ろすと、放心したように 項垂れた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:86% 作品を確認(amazon)
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項垂れる・うつむく・頭を垂れる
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前後の文章を含んだ引用
......、きっと、……」「行くけど、今は、……向こうがそう言うなら、そっとしておいた方が良いんだよ。」 蒔野はそう言って、楽器を置きに二階の練習部屋に退がった。そして、ソファに腰を下ろすと、放心したように項垂れた。「事故」ではないのだろうと、蒔野は武知の母親の心中を思いやった。そして、磐梯熱海のホテルで、最後に交わした長い会話のことを思い返した。 もっと言うべきことがあっ......
単語の意味
項垂れる(うなだれる)
腰(こし)
項垂れる・・・悲しさや不安、恥ずかしさ、落胆などが原因で、力なく首を前に垂れる。がっくりする。
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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