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不味まずいものを食うくらいならいっそ、くたばった方がいい
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:33% 作品を確認(青空文庫)
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食通
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前後の文章を含んだ引用
......このごろはころころになって、何か新らしく仕込んだ洒落しゃれの一つも披露ひろうしながら、片隅かたすみ焜炉こんろで火をおこして、おわんしるを適度に温め、すぐはしれるよう膳をならべて帰って行く。 「不味まずいものを食うくらいならいっそ、くたばった方がいい」  これは、美味のないとき、膳の上の食品を罵倒ばとうする敬蔵のぐさだが、ひょっとすると、それが辛辣しんらつな事実で父娘の身の上の現実ともなりかねない今日この頃では、敬蔵もう......
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おいしいもののわかる人で、なんでもよく食べた。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon関連カテ食いしん坊・ 食い意地が張っている食通
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(卑劣)その貧相な体躯がそのまま煙草の脂(やに)のようなある粘っこい卑劣さの凝固したもののような印象をあたえた。
平林 たい子 / 大草原「日本の文学〈第48〉平林たい子,大原富枝 (1969年)地底の歌・秘密・桜・他 婉という女・大草原・他」に収録 amazon
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