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前後の文章を含んだ引用

......に体がパンパン鳴っているようで、すばらしい手紙が書きたくなってくる。だが、私はやっぱり食べたいのです。ああ私が生きてゆくには、カフエーの女給とか女中だなんて！　十本の指から血がほとばしって出そうなこの肌寒さ……さあカクメイでも何でも持って来い。ジャンダークなんて吹っ飛ばしてしまおう。だがとにかく、何もかもからっぽなのだ。階下の人達が風呂へ行ってる隙に味噌汁を盗んで......

単語の意味

迸る（ほとばしる）

肌寒・膚寒（はださむ）

迸る・・・（液体が）勢いよく吹き出る。飛び散る。強く流れ出る。

肌寒・膚寒・・・秋が深まって、肌に少し寒さを感じること。秋冷え。