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一度顔をしかめると、もとの表情を回復するのに手間がかかるのだ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 作品を確認(amazon)
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不快の表情・顔をしかめる
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単語の意味
顰める(しかめる)
顰める・・・嫌な気持ちになったときに、眉間の部分にしわを寄せること。不快を表す表情を作るときの顔の動き。
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髭づらが苦痛にゆがみ、目は血走って、凶暴な風貌が、なおいっそう鬼の面のように見える
杉本 苑子 / 今昔物語ふぁんたじあ amazon
(しかめた顔)顔中の筋肉が思い思いの方向に伸び、そこにある造作は見事なまでにほどけてばらばらになってしまう。世界中のあらゆる感情がそこに奔出する。美しいも醜いもない。それはある角度からは夜叉のように見え、ある角度からは道化のように見える。ある角度からはただの混沌にしか見えない。顔をしかめるのをやめると、水面の波紋が収まっていくように筋肉は徐々に緩み、もとの造作に戻る。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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足をあげた。足に鈍い重い痛みを感じた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
目を伏せてかすかに笑みを湛えている仏像のような顔
倉橋 由美子 / 倉橋由美子の怪奇掌篇 amazon
彼等は 悦びも悲しみさえも顔に出してはならぬのです。長い秘密の生活がこの信徒たちの顔を仮面のように作ってしまったのです。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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