TOP > 人物表現 > 睡眠・眠る・寝る > 眠れない・眠りが浅い
どうしても眠れないの。どうにも腹が立って、やり切れなくて眠れないのよ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
怒る・いかり
眠れない・眠りが浅い
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......。「ああ、今日はどうも……」 尋恵の声をさえぎって、満喜子が続ける。「私、眠れなくってねえ。昨日そちらに泊まったときも眠れなかったの。で、こっちに帰ってきても、どうしても眠れないの。どうにも腹が立って、やり切れなくて眠れないのよ。あんな非常識なこと、本当は相手にしないでおこうと思ったけど、どうしても許せなくて電話してるの。もう、血圧が上がっちゃってぶっ倒れる思いよ。お母さんの哀しそうな顔......
単語の意味
遣り切れない(やりきれない)
腹(はら)
遣り切れない・・・耐えられない。我慢できない。やり切ることができない。
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
ここに意味を表示
怒る・いかりの表現・描写・類語(怒りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
眠れない・眠りが浅いの表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
眠れそうで眠れなかった何時間かのせいで、わたしは随分疲れているような気がした。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
濃淡がひどく 斑 な眠り
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「怒り」カテゴリからランダム5
全身の皮膚を破るような血が立った。怒りでからだが膨張するようだった。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
蒲団の中が温まってくると、竜夫はにわかに疲れを感じて目を閉じた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
(眠くない)体の中に一片の眠りも存在しなかった。まるで干しあがった井戸のように僕は目覚めていた。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
同じカテゴリの表現一覧
怒り の表現の一覧
睡眠・眠る・寝る の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ