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この人は住居に愛がない《…略…》箱のようにしか思ってない
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:50% 作品を確認(amazon)
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生活感のない、モノの(少)ない部屋
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前後の文章を含んだ引用
......…ディケンズ、ヘンリー・ミラー……カミュ、三島由紀夫……古い文庫本、ファッション誌、漫画雑誌。 モザイクみたいに積んであった。「何もないんだね。」 私は言った。この人は住居に愛がないんだな、と思った。見たとおりの、箱のようにしか思ってないんじゃないかな。「お茶のむ?」 彼女は言って台所に立ち、冷蔵庫から冷えたお茶をグラスに注いでくれた。飲んでみると、どくだみ茶だった。「おいしい?」「まずい。」「......
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家財道具が圧倒的に不足しているせいで、部屋はがらんとして生活感を欠いていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
殺風景な、窓のないコンクリートの棺桶のような部屋
泉 優二 / ブラインドコーナー amazon
クリスマスといえど、1Kの部屋はいつも通り。どこも浮かれたところはない。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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