口紅の先端が、ユリの雌蕊（めしべ）のようにどす黒い赤い色
池田 満寿夫 / 10フランの恋人 作品を確認（amazon）
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口紅
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単語の意味
蕊・蘂（しべ・ずい）
蕊・蘂・・・花の生殖器官。雄しべと雌しべ。花の真ん中にあり、花粉のやり取りをして実を作る器官。
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「唇」カテゴリからランダム５
色の悪いまぐろの刺身のような唇
林 芙美子 / 晩菊・水仙・白鷺 amazon
囗は二片の紅棒（べにぼう）を重ねたように、無心に並んでいるだけ
大岡 昇平 / 逆杉 amazon
白塗りの顔の中で、 唇 だけが燃えていた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河（新潮文庫）」に収録 amazon
「化粧」カテゴリからランダム５
塗ったばかりのような赤い口紅が目に留まった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
濃化粧をした遊女とは、とても同じ女ともおもえぬ地味な姿（こしらえ）
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
胡粉（ごふん）のように真白に塗りつけたおしろい
田村 俊子 / 木乃伊の口紅 amazon
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