(流れ星が)行ってしまったあとの澄んだ夜空にはいくつもの星だけが静かにまたたいていた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:70% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
流れ星・彗星
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......く、すうっと流れ星が流れた。細く光る、真珠のような白だった。そう、そしてそれはかなり長い線で、どんな願い事も言えてしまいそうだった。 何も願わなかったけれど。 行ってしまったあとの澄んだ夜空にはいくつもの星だけが静かにまたたいていた。「朔ちゃん、今の流れ星だよね。」 弟が言った。「UFOじゃないよね。」 私は吹き出した。「どうしておまえが、私にそういうことを聞くの、専門家のくせに。」「だって......
単語の意味
瞬く(またたく)
夜空(よぞら)
瞬く・・・1.見えたり見えなくなったり光がチラチラする。明滅する。
2.まぶたを一瞬のうちに閉じたり開いたりする。まばたく。
2.まぶたを一瞬のうちに閉じたり開いたりする。まばたく。
夜空・・・夜の空。
ここに意味を表示
流れ星・彗星の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
視線のまっすぐ先の夜空に唐突に、巨大な彗星があった。長くたなびく尾はエメラルドグリーンに輝いていて、その先端は月よりも明るかった。目を凝らすと、細かな塵のような粒がその周囲にきらきらと舞っていた。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
(彗星)熱くて重い塊
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「空・中空」カテゴリからランダム5
まん丸の大きな月が出て、夜の山道を行く俺たちを守るように照らした。懐中電灯は必要なかった。月光を受け、木の葉が銀色に輝いていた。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
空に氷のかけらのような星が光る
小川 洋子 / 余白の愛 amazon
同じカテゴリの表現一覧
空・中空 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ