離島のように区切られている
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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区切る・仕切る
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前後の文章を含んだ引用
......しても、出来の悪い子供のように、次の年には又平気で(?)同じことをやってのけた。 菓子折を背負った沖売の女や、薬屋、それに日用品を持った商人が入ってきた。真中の離島のように区切られている所に、それぞれの品物を広げた。皆は四方の棚の上下の寝床から身体を乗り出して、ひやかしたり、笑談 を云った。 「お菓子 めえか、ええ、ねっちゃよ?」 「あッ、もッちょ......
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坊主に髪を結 えと逼 るがごとく、鮪 に演説をして見ろと云うがごとく、電鉄に脱線を要求するがごとく、主人に辞職を勧告するごとく、三平に金の事を考えるなと云うがごときものである。必竟 無理な注文に過ぎん。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
ただ涼しい風がそよそよと鬢 の毛をそよがして通るのを快いと思っていた。
有島武郎 / 或る女
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