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(各地を転々とする)しっかりした故郷と云うものをもたない私達親子三人が、最近に落ちついたのがこの徳島だった。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:23% 作品を確認(青空文庫)
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うろつく・さ迷う・放浪する
引っ越し
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......流れる川の水がうっすらと湯気を吐くようになった。泊る客もだんだん少くなると、母は店の行燈 へ灯を入れるのを渋ったりしている。 「寒うなると人が動かんけんのう……」 しっかりした故郷と云うものをもたない私達親子三人が、最近に落ちついたのがこの徳島だった。女の美しい、川の綺麗 なこの町隅に、古ぼけた旅人宿を始め出して、私は徳島での始めての春秋を迎えたけれど、だけどそれも小さかった時の私である。今はもうこの旅人宿も荒......
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うろつく・さ迷う・放浪するの表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ロビーを蛾のようにフラフラ歩き回る
島田 雅彦 / 未確認尾行物体 amazon
豚のように臭みをかぎながら カフエーからカフエーを歩きまわった。
林芙美子 / 新版 放浪記
ふらふらと部屋から部屋へ漂うようにさまよい歩く
筒井 康隆 / 家族八景 amazon
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(転々とする)「貴女ぐらい住所の変る人はないわね、私の住所録を汚して行くのはあんた一人よ。」
林芙美子 / 新版 放浪記
ただの箱と化していく部屋を見ていると、それまで呼吸していた部屋が死んでいくようにも思えた。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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からだをかがめて、そろりそろりと、そっちに近よって行きました。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
(足が悪い)上下に体が揺れる独特の歩き方をしていた。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
豚のように臭みをかぎながら カフエーからカフエーを歩きまわった。
林芙美子 / 新版 放浪記
「イベント」カテゴリからランダム5
敵は砂でも投げつけるように機銃を撃ちまくった
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
カラシニコフの銃弾が飛び交う世界
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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