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声には驚愕と当惑の調子がこもっている

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困った声驚きの声をあげる

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単語の意味

当惑（とうわく）

当惑・・・戸惑うこと。どうしていいかわらず、困り果てること。

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声には驚愕と当惑の調子がこもっている

関連カテ驚きの声をあげる困った声

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吉川英治 / 無宿人国記

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声には驚愕と当惑の調子がこもっている

関連カテ驚きの声をあげる困った声

口を開いてから声が出るまでに一、二秒の苦しい間があく。

沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録　amazon

かろうじて、喉から漏れた空気が声になる。

新海誠「小説君の名は。 (角川文庫)」に収録　amazon

私は思わず…… 「……アッ……」　と叫びかけた。けれどもその声は、まだ声にならない次の瞬間に咽喉（のど）の奥へ引返してしまった。

夢野久作 / ドグラ・マグラ関連カテ驚いたときのリアクション（恐怖や驚きで）声にならない

僕は息を呑み、呆然と彼女を眺めた。口はからからに乾いて、体のどこからも声はでてこなかった。白いしっくいの壁が一瞬波打ったように思えた。店内の話し声や食器の触れ合う音がぼんやりとした淡い雲のようなものに姿を変え、そしてまたもとに戻った。波の音が聞こえ、懐しい夕暮の匂いが感じられた。しかし、それらは何もかもほんの何百分の一秒かのあいだに僕が感じたもののほんの一部にすぎなかった。

村上春樹「羊をめぐる冒険」に収録　amazon関連カテ（心理的に）衝撃を受ける美しい顔

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胸が轟くように躍る

関連カテ胸が弾む・心躍る胸が高鳴る・ときめく動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がる

血潮が逆上する思い

急ブレーキをかけたような動揺

関連カテ心が乱れる・動揺する（心理的に）衝撃を受ける

仰け反る

胸が夏の海のように泡立（あわだ）って来る。

林芙美子 / 新版　放浪記

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「死にはしなかったぞ」と君は思った。同時に君の目の前は見る見るまっ暗になった。‥‥君はそのあとを知らない。

有島武郎 / 生まれいずる悩み関連カテ意識を失う（気絶・失神）安心による体の反応、リアクション

気色が悪い

関連カテ少し怖い気味が悪い不快・不愉快

９９％信じていないが、心の奥にほんの少し、ひょっとしたらという思いがある

しばらく釘（くぎ）づけにされたように立ちすくんでいた君は、やがて自分自身をもぎ取るように決然と肩をそびやかして歩きだす。

有島武郎 / 生まれいずる悩み関連カテ（恐怖や緊張で）身がすくむ・体が動かない勇気を出す・思い切る

彼らは黙った。俺の云うことがあまりに大胆に聞えたのか、返辞の準備が無いのである。

松本清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録　amazon

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驚きの感覚、精神的な反応

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