この店で、聖護院大根や、飛竜頭、コロや海老芋、湯葉など、京都らしいおでん種で酒をのむのは、私のたのしみの一つである。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:66% 作品を確認(amazon)
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おでん
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......稽味があるな」 と、いった。 この〔滑稽味〕という言葉も、よいではないか。 京都には、四条の南座の裏手に〔 長〕という、三代もつづいているおでんの老舗がある。 この店で、聖護院大根や、飛竜頭、コロや海老芋、湯葉など、京都らしいおでん種で酒をのむのは、私のたのしみの一つである。 ことに名物の は、仕込みから下ごしらえに至るまで、長年の蓄積があればこその旨さだ。〔 長〕は、関西でも一、二をあらそう古い店で、そもそも、煮込みのおでんという......
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おでん種全体の色は茶色系なので、どうしても暗め、陰気、古めかしい雰囲気はまぬがれない
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
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雑煮は、むかしから〔名とり雑煮〕といって、小松菜と鶏肉だけ。この熱い清汁を、こんがり焼いた餅を椀に入れた上から、たっぷりと張る。決して餅を煮ない。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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