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星なんぞは眼にもはいらない。星なんか、みんな私は私の眼から流してしまう。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
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泣く・涙を流す
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前後の文章を含んだ引用
......しそうだと云って買ってゆく人間の顔が眼に浮ぶ。いまに何とか人生を考えなければなるまい。  夜更けの川添の町を心をすくめて私は歩く。尻からげで、只、黙って歩いている。星なんぞは眼にもはいらない。星なんか、みんな私は私の眼から流してしまう。それきりだ。私が尻からげをして歩いているので、狂人女かと、歩く人が、そっとよけて通ってゆく。私はにやにや笑う。男が来ると、わざと、その方へすたすたと歩いてみる。......
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泣く・涙を流すの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜どおし泣く
森鴎外 / 高瀬舟
彼女の涙は熱帯の雨に似ているとティエンは思う。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
伯母はずっと泣いていたが、一度も涙を拭おうとしなかった。
小川 洋子 / 一つの歌を分け合う「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
涙を振りほどきながら、男に云った
林芙美子 / 新版 放浪記
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
絵が破られる音は、まるで銃声のようにピロティに響いた。
朝井 リョウ / 破りたかったもののすべて「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
無心に待っている
太宰治 / 走れメロス
「泣く」カテゴリからランダム5
目からも鼻孔からも 瞬く間に涙が 溢れ出て、十和子は両手で顔を隠す。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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