小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:35% 作品を確認(青空文庫)
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方言・訛り・片言(カタコト)
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前後の文章を含んだ引用
......。然し何よりグイ、グイと引きつけられて行った。 「分る、本当、分る!」 ロシア人同志が二、三人ガヤガヤ何かしゃべり出した。支那人はそれ等 をきいていた。それから又吃 りのように、日本の言葉を一つ、一つ拾いながら、話した。 「働かないで、お金儲 ける人いる。プロレタリア、いつでも、これ。(首をしめられる恰好)――これ、駄目! プロレタリア、貴方方、一人、二人、三人……百人、千人、五......
単語の意味
吃る(どもる)
吃る・・・ものを言うとき言葉がつかえる繰り返したりする。「お、おは、おはよう、ござ、ございます」といった話し方になる。
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方言・訛り・片言(カタコト)の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
母は自分が大阪の生まれであることの痕跡を極力消そうとしていた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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耳をすませてみる。しかしどんなに聴いても、単語がひとつも拾えない。分かるのは日本語だということだけだ。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
風鈴のようにさわやかな声
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
背骨から出すような声
中上 健次 / 枯木灘 amazon
息を切らして 咽喉 で呼吸をしている
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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