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彼は大学のプールで、灰田の後ろを泳ぎながらいつもその足の裏を見ていた。夜の道路を運転する人が、前の車のテールライトから目を離さないのと同じように。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......った。大きさも形も、簡潔で確かなキックの打ち方もまったく同じだ。それが水中で立てる泡の形も同じだ。足の動きと同じように、泡も小さく柔らかく、リラックスしている。彼は大学のプールで、灰田の後ろを泳ぎながらいつもその足の裏を見ていた。夜の道路を運転する人が、前の車のテールライトから目を離さないのと同じように。そのかたちは彼の記憶に鮮やかに刻み込まれている。 つくるは泳ぐのを中断して水から上がり、スタート台に腰かけてスイマーがターンして戻ってくるのを待った。 でもそれ......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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