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七つの金魚池の青いゆがみの型を、太古の巨獣きょじゅうの足跡のように感じ、ぼんやりとその地上の美しい斑点に見とれていた。
岡本かの子 / 金魚撩乱 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......たときの復一の心身は、ただ一透明とうめいな観照体となって、何も思い出さず、何も考えず、ただ自然の美魅そのままを映像として映しとどめ、恍惚そのものに化していた。  彼は七つの金魚池の青いゆがみの型を、太古の巨獣きょじゅうの足跡のように感じ、ぼんやりとその地上の美しい斑点に見とれていた。陽が映り込んで来て、彼の意識もはっきりして来ると、すぐ眼の前の古池が、今始めて見る古洞こどうのように認められて来た。それは彼の出来損じの名魚たちを、売ることも嫌い、逃......
単語の意味
斑点(はんてん)
見とれる(みとれる)
斑点・・・ぶつぶつ模様。たくさん散らばった小さな点。
見とれる・・・あるものに心引かれて、ぼーっと見る。素敵なものに我を忘れて見入る。「見惚れる・見蕩れる」とも書く。
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