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化粧を落としたなんともいえん植物のような顔
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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すっぴん・化粧を落とした顔
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前後の文章を含んだ引用
......が、すかさずわたしの頭を走り抜けたが、その走り抜けは見逃してとりあえず黙ったままいると、「小さいかどうかは、いいわ。色。あんたから見て、黒い? 正直にゆって」と化粧を落としたなんともいえん植物のような顔でもって真剣に巻子は訊くのだから、「や、黒くはない」と反射的に云ってしまい、「じゃ、これ普通の域?」とつづけて問うので、「や、普通っていうのが大体どういう、」「......
単語の意味
化粧・仮粧(けしょう・けそう)
化粧・仮粧・・・粧(めか)して(=飾り立てて)化けること。
1.ファンデーションや口紅などを付けて、顔が美しく見えるようにすること。おつくり。
2.物の表面を美しく飾ること。装いを新たにすること。
3.外から見えるところ。外面にあらわれている部分。また、上辺(うわべ)だけのこと。虚飾(きょしょく)。
1.ファンデーションや口紅などを付けて、顔が美しく見えるようにすること。おつくり。
2.物の表面を美しく飾ること。装いを新たにすること。
3.外から見えるところ。外面にあらわれている部分。また、上辺(うわべ)だけのこと。虚飾(きょしょく)。
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池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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朝だけに、香水の匂いもまだ固かった。
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白い女の顔が人魂 のようにチラチラしていた。
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